脚が痛くなったら
ジョギングの痛みは、大きく分けて3種類ある
その1:何もしなくても痛い・歩くだけで痛い
『走り終わった時点で脚が痛い』、『朝起きたら、脚が痛い!』なんていう場合です。
このようなパターンは、体が持つ筋力以上の力を使ってしまった場合が多く、たとえば何年も運動してこなかった人が急に頑張ってしまった場合、たいていこのパターンになります。
まずは歩いてみましょう。脚が痛いと、動かない方が良いと思うかもしれませんが、ただ休んでいるだけでは筋肉が硬くなってしまいます。
歩いてみて、痛みが楽になるか、ひどくなるか確認し、あまりひどくならないようであれば、接骨院で電気治療を受けるか、マッサージ・ストレッチなどで次の運動機会に向けて、準備をするようにしてください。
ゆっくり歩いても痛みが引かない場合には、整形外科的に治療が必要な場合もありますので、近くの整形外科に行って、骨や腱に異常が無いかを診て貰って下さい。
注意:アキレス腱が痛む場合には、できるだけ早く治療に行ってください(整形外科、鍼治療)。アキレス腱は、一度無理をすると治りにくくなります。
その2:走り出しが痛い(走っていると痛みが楽になる)
走り出しが痛くて、走っていると(または歩いていると)痛みが引いてくる場合は、上記と同じように筋肉の柔軟性を保ちつつ、軽い運動を続けることで改善されます。
特別な治療は必要ない場合が多いですが、心配であれば整形外科や接骨院に行かれることをお勧めします。
治療場所の選び方については、時間ができたらまとめます。『整形外科って案外範囲が狭い』など、選び方って案外重要なので。。
その3:走り出しは楽だが、後半痛みが増す
このような場合、痛みが出る箇所に関連する筋肉が固まっていて、体の一部を引っ張ってしまうことで、痛みを出している可能性が高いです。
初心者に多い、腸脛靭帯炎などがこれに該当します。
この場合は、痛みが出る場所と違う箇所に原因があることが多く、ソレを特定するにはかなりの経験が必要です。
できれば整形外科ではなく、筋肉系疾患の経験が豊富なあん摩マッサージ指圧師(国家資格)を尋ねてください。
アイシングは専門家の指示で!
痛みの改善・早期治癒に有効なアイシングですが、やったことの無い方は、接骨院とかスポーツトレーナーに教えてもらってから行うようにしてください。
症例やタイミングによっては、アイシングが逆効果になることもありますので。。