走る時間帯:朝と夜の比較 | ジョギングダイエット・ジャパン

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朝走る?夜走る?どっちがいいの??

脂肪の燃焼には朝ランが効果的。

 走る時間帯についての質問をよく受けます。その多くが、朝走るか、夜(仕事が終わった後)走るかを迷っている様子。
 結論、どちらでもいいのですが、総合すると、朝走るほうが効果的であり、デメリットが少ないように感じます。

 基本的には、続けやすいほうで走るのが一番ですが、もしどちらにするか迷ったら、朝走るのをおすすめします。ちなみに、私は朝は苦手です。。汗

朝走るメリットと、わずかなデメリット

 朝走る一番のメリットは、脂肪燃焼が活発になる点です。
たとえば夕飯を夜9時に食べた場合、朝6時の時点で既に、食後9時間を経過しています。
 走り出す時点で、体のグリコーゲン(蓄えられている糖質)は枯渇状態に近いため、エネルギー源を脂肪に求めなければ、人は走ることが出来ません。
 よって、夜走るより、短い時間で多くの脂肪を燃焼させることができます。
 ただ、この点は理論的に確立されていますが、具体的に何割くらい?などの数値化はされていないようです。当然、食べたものや時間、体質による部分なので、仕方ないのですが。

その他、朝走るメリットは以下の通りです。

  • 一日の最初に血液循環が良くなることで、一日の体の動きが良くなる。=体を活発に動かせる時間が長くなり、エネルギー消費が大きく、脂肪燃焼に繋がる。
  • 明るいので、危険が少ない。
  • (余談)家庭がある方は、朝しか時間が取れない方が多いですね。。

 冒頭で『わずかに』あると書いたデメリットは、やはり無理に朝走ることへのリスクです。
 朝走ることに苦痛を感じない人は、デメリットは無いと解釈してよいでしょう。しかし朝が苦手な人は、特に冬場など、動きの悪い状態で走ったり、準備運動がおろそかになりがちです。
 また、無理に朝走ると日中眠くなりますので、仕事や学業に影響が出るのは、容易に想像できると思います。

 眠気と戦いながら、気合や根性で朝ランを続けなければいけないなら、スケジュールが許すなら夜走ることをおすすめします。
 また、夜走ることが出来ない事情があるなら、『朝でも良い動きが出来るように』しっかりと準備をされることをおすすめしたいです。


夜ランにもメリットはある。しかしデメリットも。

 夜ランのメリットは、主に以下の通りです。

  • 一日活動した後の運動なので、ある程度身体がほぐれた状態でランを始められる。
  • 仕事の時間が決まっている人は、時間を確保しやすい。
  • ランニングクラブなどの練習会は夜開催が多い(2012年現在)ので、仲間と楽しく走れる。
  • 朝が苦手な人にとっては好都合な時間帯。

しかし、やはり夜ランにはデメリットが大きいようです。

  • 仕事が遅れると走れなくなる。
  • 夜は本来、体温が下がる時間帯。この時間帯に体温を上げて運動をすると、睡眠が浅くなる傾向がある。=疲労が抜けにくい。
  • 夜に脂肪を活発に燃焼させると、翌朝の倦怠感が大きい。

メリット・デメリット、そして生活リズムを考えて、よい時間帯はご自身で選択する、というのが、結論ですね(^_^;)。