お腹が空いている時に走ってもいいの?
いいんです。
↑どっかで聞いたことがあるフレーズですよね??川平さん、すみません。
基本はOKです。ローラみたいな軽い感じで『オッケー☆』です。
この話、実感を伴って読むことが出来るのは、ある程度時間がかかるかもしれません。
以前の記事でも(ちょっとだけ)書きましたが、人間(だけでなく、野生動物すべて)が走るときというのは、食べ物を取りに行く時です。
人間が食べ物を貯蔵できるようになったのは、人類史後半のことですから、人類は何万年という間、『お腹が空いたら食べ物をとりにいく』という生活をしていたはずです。
腹が減っては戦はできぬ ということわざがありますが、そもそも、『お腹が空いたからといって、戦えない動物』なんてのは、とっくに絶滅しているはずです。
すべての野生動物は、いかに空腹に耐え、生き延びるか?を考えて進化しています。お腹が空いたからといって集中できないとか、力が出ないと思う方は、まず思い出してください。
昔の人類は、こんな時にこそ、食べ物をとりに何キロも走ってきたんだぞ?
って。
ちょっと根性論ですが、生物学的にはこれが正しい理論です。お腹が空いたけど、ここ一番頑張りたい!と思ったときには、ぜひ、スイッチを入れ替えてみてください。
そしてもう一つ、思い出してください。
戦の前に腹ごしらえをしたところで、消化吸収を経て使える状態になった頃には、とっくに戦は終わっているよ、と。
ちなみに・・・
この理論、世間的にまだあまりメジャーではないようですね。泣
マラソンの有識者とかいう人たちに言うと、だいたい否定されます。『エネルギーが無いと走れないよ』と。
科学的には色々と反論があるみたいですので、解釈はお任せしますが、先述の通り人類の歴史を考えれば『当たり前』の結論です。
空腹になる→運動する→食べる
これが、人類にとって、いやすべての野生動物にとって好都合なサイクルだと思うんですけどね・・・。
『科学的な』結論の背景には、どうも商業的な都合が潜んでいるようで嫌なんです。だって、『空腹ってすばらしい!』なんていうのが流行したら、食品業界は大打撃ですから。。
ちなみに私は一日二食の生活をしていますが、、もし1億2000人が同じ生活をしたら、単純計算で2/3の食品メーカーが倒産するってことですもんね。。
本当に、『正しい』とは一体何なのか、考えさせられます。すみません、かなり脱線しました。
空腹ランが良いという科学的結論
あるんです。
あるんですけど、めちゃめちゃ長くなるので、それが書かれた本を紹介します。南雲さんの『空腹は人を健康にする』と言う本。
リンクとかはそのうち。笑